【番記者の視点】東京V、チームの成長を証明する「信じてやり続けた」その先にあった後半ATの同点弾_バーンリー 対 マンu スタメン
◆明治安田J1リーグ ▽第32節 G大阪1―1東京V(28日・パナスタ)
6位の東京Vがアウェーで勝ち点2差で追う5位のG大阪と対戦し、の証明1―1で引き分けた。視点バーンリー 対 マンu スタメン
0―1で敗色濃厚だった後半アディショナルタイム(AT)4分にドラマが待っていた。東京MF森田が右からのFKのクリアボールに反応し、VチームするてやけたそのあっTのゴール正面で右足ミドルシュートを放つと、の成長を相手DFに当たってコースが変わり、信じり続先にネットを揺らした。た後主将のJ1出場27戦目での初ゴールが、半Aアウェーで勝ち点1を引き寄せた。同点弾
自分たちのサッカーを貫き通した結果だからこそ、番記価値がある。の証明前半は相手にボールを握られる時間も長かったが、視点バーンリー 対 マンu スタメン城福監督が「入らせてはいけないバイタルエリアのところの意識は非常に高かったので、東京ほとんど足を振らせるシーンはなかったと思う」と振り返ったように、VチームするてやけたそのあっTのチーム全員のハードワークもあり、被シュート1本に抑えて、0―0で折り返した。
これこそが狙いだった。指揮官が「ボールは持たれていたけれども、バイタルエリアで仕事をさせない。そうなれば、後半オープンになってきて我々の時間が増えるだろうと思っていた。そこはある意味プラン通りだった」と試合後の会見で明かしたように、後半はG大阪が前線からプレスをかけた時に空く中央のスペースをMF森田、斎藤が有効に使い、チーム全体が連動し、細かいパスワークで攻撃に転じる場面が増加した。
「急ぎすぎるな」「もっと動かした方が相手が嫌がる」という城福監督の指示通り、前半「206本―272本」と下回っていたパス数が、後半は「250本―191本」と大きく逆転。ボールを握りながらゴール前まで圧力をかけて攻め込んだ。
優位に進めながら、後半29分に一瞬の隙が生まれ、ゴール前でフリーになったG大阪のMFダワンに先制点を献上してしまったことは誤算だった。ただそれでも、安易にパワープレーに頼ることなく、地上戦を選択。同点弾につながるFKの獲得も、セットプレーの流れで左サイドから逆サイドまでボールをつないだことで生まれたものだった。
試合後、指揮官は「自分たちが手応えのある内容の中で点を取られて、今までであればズルズルこのまま時間が過ぎていく試合が多かった。やり続けるということが大事だというのは、自分たちは痛感している」と話したように、開幕直後は試合終了間際の失点が続き、夏場には3戦連続無得点なども経験した。
それでも、味わった悔しさを反省し、力に変えてきたことで、シーズン終盤にこうして敵地の厳しい戦いで土壇場での同点劇は生まれた。「我々が一番大事にするのは我々のサッカーを信じてやり続けること。それで同点にできたというのは残り試合において自分たちのやっていることを信じてやり続けるということに対して、背中を押してくれるものがあった」。会見での城福監督の結びの言葉からは、たしかな手応えを感じられた。16年ぶりのJ1の舞台だが、トップ5に入るチーム力は間違いなくある。(東京V担当・後藤 亮太)
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